患者さんに知っておいてもらいたい事
自分の歯を守ることは自分を守ることです
「永久歯」、いわゆる大人の歯は親知らずを含んで全部で32本あります。ですが、「永久」という文字が使われているにも関わらず、一生使われる歯はごく一部でしかありません。それは日本において顕著であり、厚生労働省の調査によれば、80歳で残っている歯の数は平均わずか8本ほどに過ぎないとされています。
「永久歯」を保つために
どうして「永久」に使えるはずの歯がこうも簡単に失われてしまうのでしょうか?一つは日本人の虫歯や歯周病などに対する予防意識の低さによるものでしょう。また、本来ならば天然歯を残すために努力するべき歯科医が、「悪くなってしまった歯は入れ歯やインプラントに替えてしまった方が良い」と安易に判断してしまうこれまでの風潮にも原因があるのではないでしょうか? 当院では、最小限の治療で患者さんに予防に関する知識や意識を持ってもらうことで、文字通り「永久歯」を一生に使ってもらうよう努めております。
歯をはじめとする口の中の環境を改善することは、全身の健康を保つことにも繋がります。
自分を守るために自分の歯を守る。
当院はそのお手伝いをさせていただく方針で治療を行なっております。
もし、あなたの歯がこのような状態になったら、あきらめて抜歯しますか?
輿石歯科医院では、このような歯でも患者さんの大切な歯ですから、あきらめません。
1本の歯を守ることが、残された全ての歯を守ることにつながると考えているからです。
下の前歯4本を抜歯すると言われたそうです。抜歯した後はどうなったでしょう?
抜かなければいけない理由は何でしょうか?
確かに歯を支えている骨はほとんどありません。
しかし患者さんは抜歯を希望していません。
それなら、歯を残すようにお互い努力してみてもいいかもしれません。